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軽く感じるランドセルのひみつ

ランドセルの「軽さ」はどこでわかるの?

「軽さ」のひみつは「荷重分散」

販売されているランドセルには必ず重量が明記されています。教材が重いし、ランドセル自体を軽くしてあげたほうが…と考えるのが親心ですが、実は「重量が軽い=背負って軽く感じる」ではないのです。

重量が軽いランドセルでも背中とランドセルに隙間ができるようであれば実際の重さよりさらに重く感じてしまいます。逆に背中にしっかりとフィットするランドセルは少々重量があっても背負いやすさから軽く感じてしまうのです。

背中にフィットしやすいランドセルの特長は?

しっかり背中にフィットするために必要なランドセルのパーツは「肩ベルト」「背カン」「背あて」の3点です。このパーツの開発に力を入れている3社をみてみましょう。

水野鞄店

セイバン

フィットちゃん

各社それぞれの特色のあるパーツがそろっていますね。これらのパーツによりランドセルがしっかりと子どもたちの背中にフィットすることで軽く感じます。特に大学との研究開発や小児科医推奨のものなど科学エビデンスに基づくものは心強いですね。

気をつけて!軽量ランドセルの盲点!

重量だけをみると200~500gの違いは大きく見えるかもしれませんね。以前は「重量が軽いランドセル=良いランドセル」のイメージが強かったのでランドセルメーカーは軽量化に力を注いできました。そのため金具がプラスチック素材に変更、補強材が減らされて強度が低くなっている商品もありました。

実際背負ってみると軽いランドセルは背負いやすく感じるかもしれません。しかし、そこに教材を入れて長い時間を歩く…ましてや6年間使うとなると軽量ランドセルへの不安は大きくなってしまいますね。

まとめ

ランドセルの選ぶ基準はヒトそれぞれです。カラーやデザイン、機能性…これらを比較するには実際に背負ってみるのが一番です。ランドセルに軽さを求めるのであれば少々重量があってもフィットさせるための機能性を重視したほうが軽く感じるうえ、丈夫で長く使える相棒になってくれるかもしれません。科学的エビデンスに基づくランドセルもぜひ試してみましょう。