男の子のランドセルを賢く選ぶメディア ボーイミーツランドセル 2022 » 決め手で選ぶ男の子のランドセル » ランドセルの形状の種類

ランドセルの形状の種類

ランドセルは「かぶせ」と呼ばれるふたの部分の形状によって主に3種類に大別することができます。
かぶせはランドセルの最も目立つところにあり、「顔」とも呼べる部位。
ここでは3種類それぞれの形状とメリット・デメリットについてお話します。

縦型ランドセル(完全かぶせ型)

「ランドセル」と耳にしたとき、誰もが真っ先に思い浮かべるスタンダードな形状が完全かぶせ型の縦型ランドセルです。
かぶせ部分が本体の底まであり、背負ったときに後ろから見ると、そのかぶせ部分がランドセルの表面を完全に覆っています。

メリット

完全かぶせ型はランドセルの主流であるため、市場が活発で、デザインやカラーが豊富にそろっているのがメリット。近年では有名ブランドがオリジナルのランドセルを販売するなど、ほかとは一味違ったものも手に入りやすくなってきました。

デメリット

ランドセルメーカーが年々改良を加えているため、完全かぶせ型のランドセルは機能面にも優れているものが多く、取り立ててデメリットは存在しません。
強いて挙げるなら、完全かぶせ型だと、構造上いちいち寝かせないと中の物を取り出せないことがデメリットとも言えます。

縦型ランドセル(半かぶせ型)

半かぶせ型のランドセルは、完全かぶせ型と同様に縦型の形状。しかし、そのかぶせは名称の通り、本体の半分ほどしかありません。ランドセルを背負って後ろから見ると、かぶせの留め具が本体の真ん中あたりに見えています。

メリット

形状は一般的なランドセルと同じでも、少しほかとは違ったデザインのものを使いたいときなどにぴったり。ランドセルを一旦寝かせることなく中身を取り出せるのもメリットで、立てかけたままでも自由に開閉可能です。

デメリット

半かぶせ型のランドセルは市場に多くはなく、手に入りにくい上にバリエーションも少ない傾向があります。
また、楽に開閉できるものの、後ろからふたを開けられてしまうことも考えられるため、防犯に気をつけたいところ。

横型ランドセル

横型ランドセルは一見するとバッグをそのまま背負っているような形状。小学生だけでなく大人も普段使えるようなおしゃれな見た目をしています。
かぶせ部分はほとんどの場合、半かぶせ型が採用されており、横幅があるので留め具が2か所ついていることも少なくありません。

メリット

見た目がおしゃれなことが横型ランドセルのメリットと言えるでしょう。個性的なデザインのランドセルを使いたい場合にもおすすめの形状です。また、縦型より横型のほうが取り出し口が広く、その分、出し入れもしやすい傾向が。

デメリット

ロッカーに入りきらないという理由などで、学校によっては横型ランドセルが禁止されているところもあるので注意しましょう。購入したいと思ったら、まず学校に確認してみることが大切です。
また、新入生や低学年の小学生には、横型ランドセルが大きすぎるといったことも。必ず背負い心地を試す必要があります。