ランドセルを新規購入すると、ほぼすべての商品に保証がついています。保証期間はランドセルメーカーなどによってさまざまですが、6年保証のついているランドセルを選ぶことが望ましいです。本記事では、ランドセルの6年保証の詳細について詳しく解説します。
ランドセル工業会では、「ランドセル認定証」を発行しています。各メーカーのランドセルにおいて、ランドセル工業会が定める条件を満たしたランドセルに対して認定証を発行し、認定証のついたランドセルにおいては、ランドセル工業会が6年間の修理対象を行うというものです。
ランドセル工業会が定めるランドセルの規格は、以下の5点を満たしたものになります。
引用元:ランドセル工業会HP
(https://www.randoseru.gr.jp/about/hoshou.html)
各ランドセルメーカーにおいても、6年保証を設けているところが多いです。ランドセル工業会の6年保証においても同様ですが、故障したらすべて無償で修理してもらえるというわけではなく、通常の使用において故障してしまった場合が修理対象となります。
あえて乱暴な使い方をして故障を招いた場合は修理対象外です。普通に使っていたけれどパーツが破損してしまった場合には、修理対象となります。
ちなみに、多くのランドセルメーカーでは、6年保証に「代替ランドセルサービス」をつけています。ランドセルを修理に出している間、代わりのランドセルを貸し出してくれるサービスです。ランドセルがないと1人だけ違うバッグで登校しなければなりませんが、ランドセルを貸してもらえれば周囲との違和感なく通学できます。
ランドセルの6年保証は、ほとんどのランドセルメーカーで新年度の4月1日より保証を開始しています。ラン活は年々早まっているので、前年度の秋口などに購入した場合、購入日から保証がスタートしてしまうと卒業前に6年保証が切れてしまいます。そのようなことがないよう、新年度から保証が始まるように各メーカーが配慮しているのです。
6年間ランドセルを使用する中で、購入時の保証書を失くしてしまうケースがあります。保証書を失くしても保証が受けられないというわけではありません。ランドセルは購入時にメーカー側で情報を残している場合が多いので、問い合わせをしたら確認して対応してもらえる可能性があります。
また、ランドセルは祖父母にプレゼントしてもらうなど、人からいただくケースも少なくありません。この場合、保証書が使用者の手元にないことが多いので、こうしたケースを加味してメーカー側で対応してもらえます。
メーカーによって保証内容が異なる可能性があるため、ランドセル購入時には保証内容を確認したうえで購入するのがおすすめです。
以下のホームページでは、ランドセルの選び方など、ランドセルに関する情報を幅広く解説しています。役立つ情報が満載ですので、ぜひこちらもご覧になってみてください。