本記事では、お下がりのランドセルを使用するメリットとデメリット、判断基準などについて解説しています。
ランドセルは、手頃な価格のものから高額なものまで幅広いですが、やはりある程度費用がかかることは否めません。しかしお下がりのランドセルの場合、多くは無償で提供してもらえるので、出費を抑えることができます。
1年ほどで使わなくなったランドセルならまだしも、6年間使用したお下がりのランドセルは、古く傷がついていることが多いです。周りが新品でピカピカのランドセルを使用しているけれど、自分は古くて傷がついたランドセルを使っている…と思うと、子どもがランドセルを背負うのが恥ずかしいと感じてしまうかもしれません。
ランドセルは6年間使ううえに、かなりハードな使い方をするものです。皮や各パーツが少なからず劣化しています。そのため、新品よりも壊れやすく、修理代がかかってしまう可能性があります。
新品で購入したランドセルには保証がついていて、保証期間内に故障してしまった場合は無料で修理してもらえるケースが多いです。しかしお下がりのランドセルだと、当然ながら保証期間が終わっているため、故障してしまったときは有料の修理となってしまいます。
昔と比べて今は学校の教科書や必要な本などが増えているので、昔よりも持ち運ばなければならない教材が多いです。そのため昔よりもランドセル自体のつくりも大きくなっています。お下がりのランドセルで古いものになると、ランドセルが小さくて必要な荷物をすべて収納できない可能性があります。
経済的な事情でランドセルを購入する予算を捻出できない場合は、お下がりで提供してくれる人がいるのであればありがたく頂戴するのが得策です。お下がりを嫌がる子もいると思われるので、まずは子どもに確認をしてみましょう。
次に、ランドセルの状態がとてもよいということであれば、お下がりを検討してもよいと思われます。小学校によっては、1年生のときはランドセルを使うけれど、2年生以降は任意のリュックやバッグで登校している学校もあります。1年ほどしか使用していないのであれば、保証期間内の可能性もありますし、さほど傷んでいない可能性が高いです。
子どもとしては、やはりピカピカのランドセルで新1年生を迎えたいもの。どうしても経済的な事情で購入が難しい、お下がりのランドセルの状態は決して悪くない…ということであれば、お下がりを利用するのもひとつの方法です。
しかし、昔のランドセルは高価なものが多かったものの、最近は安価で高品質のランドセルを購入することができます。できれば新品のランドセルで1年生を迎えさせてあげたいですね。