子どもが小学校に入学するとき、ランドセルを購入するのは親とは限りません。
本記事では、祖父母にランドセルを購入してもらう際に気をつけたいことや、ポイントなどをご紹介します。
子どもが小学校に入学するときにランドセルを購入する、ランドセル代を支払う人としてもっとも多いのは、実は保護者よりも父母どちらかの祖父母が多いのだそうです。
2023年に行われたある調査では、どのランドセルを購入するか決定するのは「本人」ケースが70%以上ともっとも多く、そのランドセルを支払う人としてもっとも多いのは祖父母で、全体の50%以上を占めました。ちなみに両親が支払うケースは40%強という結果になっています。
参照元:一般社団法人 日本鞄協会 ランドセル工業会
(https://www.randoseru.gr.jp/graph/)
祖父母がランドセルを購入する理由としては、「大事な孫の入学祝いしてあげたい」「何らかの形で援助をしてあげたい」という思いがあるようです。また、小学校入学は教材費や学習机の購入などさまざまな費用が発生するため、子どもの両親から「ランドセルを購入してほしい」と頼まれるケースもあります。
ランドセルを祖父母に購入してもらうときの購入の流れはさまざまです。子どもと両親、祖父母がみんなでランドセルの展示会などに足を運び、一緒に購入するケースがあれば、祖父母が選んで購入するケースもあります。
しかし、祖父母が自分たちの好みで選んだランドセルを子どもが気に入るかどうかはわかりません。年代が大きく異なるため、流行のデザインや機能がついていないものを祖父母が選んでしまうと、子どもが残念に思う可能性もあります。
ランドセルを選ぶ際には、祖父母が購入する場合でも子どもの意見を尊重することが重要です。子どもが気に入って、6年間大切に使えるランドセルを選ばせてあげましょう。
どうしても祖父母がランドセルを選んで購入してあげたいと考えている場合は、親がランドセルのカタログを集めて祖父母に渡すなど、情報収集するとスムーズです。事前に子どもにカタログを見せて好みのランドセルを聞いておき、「これを気に入っていたよ」などと教えてあげれば、子どもが欲しがっているランドセルを買ってあげられます。
例えば、両方の祖父母がランドセルを購入してあげたいと提案してくれたとき、どちらの祖父母にお願いすればいいか悩むと思われます。決めきれないときは、片方の祖父母には学習机を購入してもらうなど、別の学用品を購入してもらうよう依頼するとスムーズです。
両親双方の祖父母がランドセルを購入したい、親も買ってあげたいと思っていて誰が購入するか決まらないときは、関係者全員で購入費用を折半するのもひとつの方法です。子どもに気に入ったランドセルを選んでもらい、費用を購入してあげたいと思う全員で折半すれば、公平になります。
ラン活は年々早まってきていますので、ランドセルの購入者も早めに決めておくことが望ましいです。事前に決めておき、ランドセルが決まったらすぐに購入できるように準備しておきましょう。
以下のホームページでは、ランドセルに関するさまざまな情報を掲載しています。ランドセルの選び方も掘り下げていますので、ぜひ参考にしてください。