小学校に入学するとき、ランドセルにつける交通安全カバーが配布されます。この交通安全カバーをいつまでつければいいのか、そもそも必要性があるのか疑問に思う人は多いようです。本記事では、ランドセルの交通安全カバーをつける必要性や、いつまでつけるべきなのかという点を掘り下げ、解説します。
ランドセルの交通安全カバーは、鮮やかな黄色に交通安全のマークが入っています。この黄色はかなり目立ち、遠くからでもランドセルを背負った子どもが歩いていることがわかります。交通安全カバーをつけていることで、遠くを走っている車やバイクも子どもに気づくことができ、交通事故を防ぐことにつながります。
また、交通安全カバーは主に1年生がつけていることが多いため、高学年などの上級生が見たときに、1年生が歩いているとわかります。年下の子が登下校をしていることに気づけば、気を配ってくれるかもしれません。そのほか、交通安全カバーのマークを見たほかの子どもたちが、交通安全を意識する可能性があります。交通安全カバーをつけることには、さまざまな効果が期待できるのです。
交通安全カバーをつける年数に決まりはありませんが、多くの場合、1年生の間はつけて、2年生以降に外す子どもが多いようです。ランドセルカバーはさまざまなデザインのものが販売されていますので、気に入ったものをつけたいという子どもも多いでしょう。1年生の間はつけておき、2年生になったら外すのが無難だと思われます。
ただし、地域や学校によってはもっと長くつけてる子どももいるようです。交通安全カバーを外すのが遅い学校では、3年生になるまでつけているケースもある様子。1年生まではつけておき、その後は学校や友だちの状況に合わせるのもよいかもしれません。
交通安全カバーは薄手なので、意外と破れやすいです。もし破れてしまったら、ランドセルの色に合わせたビニールテープで補修するとよいでしょう。カバーの真ん中が破れてしまい、ランドセルの色に合わせると逆に目立ってしまう場合は、黄色や透明のビニールテープで補修をすれば目立ちにくいです。
破れてしまうことを事前に防ぐのであれば、交通安全カバーをつけた上から透明のランドセルカバーをつけることをおすすめします。交通安全カバーの汚れや破れを防ぐことができます。
ランドセルの交通安全カバーは、つけておくことで交通事故を防ぐことができるほか、さまざまな効果が期待できます。ぜひ1年生の間はつけておき、安心して登下校できる状態にしておきましょう。
以下のホームページでは、ランドセルに関する多くの情報を掲載しています。ランドセルの選び方や手入れの方法などもご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてください。